京都で継承されてきた伝統素材を学ぼう…と思ったのですが
さすがは千年の都。多すぎです。深すぎです。どうにも簡単にはまとめきれないのです。
お住まいの方々も、観光で訪れた方々も
京都のそこかしこにあるので気づかないかもしれませんね。
でも、これだけ素晴らしい文化が残っている土地はそう多くありません。
そんな伝統素材、伝統文化の一つが「土」。
左官文化においても京都の「土」は特別なものなんです。
これぞ京都?! 多くの方が観光に訪れるぎをんの花見小路。
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傘をもつ着物姿、イイですねェ。
濡れた和傘を持つ時には柄を持たず、傘の部分を持つんです。
でも、袖が濡れないのでしょうか?心配です。
と、舞妓さんの姿ばかり探していると見落としてしまいますが、そこには様々な土の姿。
京都はとにかく「土」。
漆喰の塗り壁が見つからないくらいです。
壁の風情を観るために訪れるだけでも素敵な観光になります。
さらに「土」を学ぶ上で、避けては通れないのが「聚楽土」。
現代の左官材料である、じゅらく、ジュラク、京壁などの本家本元。
ほんまもんの土ですね。
だからこそ、漆喰以上にマガイモノがあることも。
…たくさん沢山学ぶことがあります。