メディアンライン。一般に「中央構造線」と呼ばれています。
Tectonic map of southwest Japan". Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
それを語るのが地層です。
なので、この中央構造線の周辺がどうなっているのかというと
ご覧のとおり、まったく年代の異なる地帯によって構成されているんです。
中国四国農政局のページより
なぜこんな構造になってしまったのでしょう?
そのヒントになる地層の一つが秩父帯。
上の地図では九州から関東まで横断していますね。
その場所で採れるのがコレ。石灰岩です。
秩父帯にある高知県や大分県などは、良質な漆喰を製造している産地でもありますね。
石灰岩が採れるのは海の底であった証拠。それが一直線に並んでいるのは?
知りたい方は 一般社団法人古民家を災害から守る地盤診断機構 のセミナーを。
行政による地区単位(面)の診断でなく、個々のお客様一軒一軒(点)の診断を行うという
今までになかった試みを実践し、世の中の常識を変えてしまおう!と燃えている協会さんです。
ニッポンの成り立ちと地盤、そして一番大切な防災について、分かりやすく教えてくれるはずです。
左官さんにも必要な土壌や地質の知識のヒントになるかもしれませんね。