娘さんと漆喰

2012/11/14

よもやま

t f B! P L

突然ですが…「娘師」というコトバ、ご存知ですか?

時代劇などで出て来るコトバなんです。土蔵破りを行う盗賊のことです。

 

土蔵は現代の巨大金庫のようなもの。

土蔵の中からモノを盗むには、並々ならぬ努力が必要だったんです。

  • カギをこじ開けるか?
  • 窓の格子を切り落として中に入るか?
  • 屋根瓦を下して天井から入るか?
  • 地面を掘ってトンネル?
  • そして・・・壁に穴を空けるか?

とにかく土蔵は頑丈なものだったわけです。

 

ある時代劇ではパワフルな忍者がいましたよね。

…土壁をド~ンと力づくで壊すんです。

 

こんなにしっかり小舞が編まれて造られた土壁。

 

漆喰でガッチリしっかり固められた土壁を。

 

大きな木槌を持ってきても、斧を持ってきても、そう簡単には壊せるものではありません。

 しかも壁の構造を知っていると…いやいや、無理でしょ?!

 

土蔵についてもっと知りたい方は、絵本「どぞう」がオススメですね。子どものココロで読んでみてくださいね。