突然ですが…「娘師」というコトバ、ご存知ですか?
時代劇などで出て来るコトバなんです。土蔵破りを行う盗賊のことです。
土蔵は現代の巨大金庫のようなもの。
土蔵の中からモノを盗むには、並々ならぬ努力が必要だったんです。
- カギをこじ開けるか?
- 窓の格子を切り落として中に入るか?
- 屋根瓦を下して天井から入るか?
- 地面を掘ってトンネル?
- そして・・・壁に穴を空けるか?
とにかく土蔵は頑丈なものだったわけです。
ある時代劇ではパワフルな忍者がいましたよね。
…土壁をド~ンと力づくで壊すんです。
こんなにしっかり小舞が編まれて造られた土壁。
漆喰でガッチリしっかり固められた土壁を。
大きな木槌を持ってきても、斧を持ってきても、そう簡単には壊せるものではありません。
土蔵についてもっと知りたい方は、絵本「どぞう」がオススメですね。子どものココロで読んでみてくださいね。