昨日は瓦のオハナシ。
古い瓦から連想されるのは…そう、天平の甍ですね。
不屈の思いを胸に、幾度も日本へと海を渡る鑑真和上。
そのために文字通り苦心した若い僧たちのオハナシですね。
井上靖さんの小説、お読みになったことがある方も多いことでしょう。
その「天平の甍」こそが奈良・唐招提寺さん。
鑑真和上が晩年を過ごした奈良時代創建のお寺さんです。
唐招提寺さんは、もうとにかく、見どころが多いんです。
これが何でどういったもので…などという薀蓄での「見どころ」ではありません。
とにかく見て心に響く場所。
暑い夏にも心がしゃんとして来るような、そんな場所ですね。
夏の夜は短いですが、「天平の甍」読み返してみませんか?