漆喰はお城などにみられるように、何百年もその白さを保ちます
というのはウソです。
何度もご説明していますが、汚れない自然素材なんて…。
一部の広告などでは「汚れない!」なんて書かれていますね。
そんな訳がない。
それを証明するのがコチラ。
キレイなお城ですね。
実は昨年塗りかえられたばかりの和歌山城です。
和歌山は昔の紀州藩。
そうです。
八代将軍徳川吉宗公…暴れん坊将軍で有名な紀州です。
昨年、南面だけが塗り替えられ、キレイな姿になりました。
そして、改修工事が行われていない部分はというと…
分かりますか?
軒下は汚れがついたまま。
逆に雨のあたる部分はメクレなどが見られます。
常に湿気のある部分にはカビや藻が生えているのも分かりますね。
これが漆喰の姿。
紛れもない真実です。
では何故「白くてキレイ」な印象があるのでしょうか?
お気づきですね。
しっかりとお手入れが繰り返されたから。
汚れたら塗り直す。傷んだら剥がして塗る。
それが出来るのが漆喰の魅力でもあると思います。