日本広しといえど、地名に「セメント」と名のつく町。ご存知ですか?
しかもそれが2か所もあるのです。
その一つが大分県津久見市セメント町。
そして山口県山陽小野田市セメント町。
いずれも大きなセメント工場があることから付けられた町名なのです。
セメントは石灰石を原料として造られます。
山から採れる石灰岩、そして造られたセメントは目の前の海から船に乗せられ、全国、海外へ出荷されています。
そして漆喰の伝来のルーツが残る町も。
長崎県長崎市本石灰町(もとしっくいまち)。
「石灰」と書いて「しっくい」と読みます。
実は漆喰は「石灰」の唐音(鎌倉時代以降に伝わった音読み)の発音「シックイ」に対する当て字という説が有力なのです。中国では漆喰のことも石灰(シックイ)と呼んでいたのです。
今は盛り場としても有名ですね(笑)