今日はワタシもセミナーでよく使う「建築あるある」ネタのオハナシ。
それが、建築の「築」のオハナシです。
この築の文字。竹・土・瓦・木に分けられるってご存知でしたか?
そんな馬鹿な…と書いてみると
ほら、確かに。
実際の漢字の成り立ちは違うようですが、説得力のあるオハナシなんです。
木で柱や梁が作られます。屋根は茅葺きや板葺き、瓦葺きの場合は土と瓦で葺かれていました。壁は竹が編み込まれた竹小舞に土壁ですね。昔は紙は贅沢品ですから、障子が無い家も多かったんです。
ほら、4つの素材で住まいの出来上がり。
と言いたいのですが、もう少し素材が欲しいですよね?
「石」も欲しいところですね。さらには漆喰もほしいです(笑)
ただ、「身近にある素材で住まいは造られていた」ということを理解いただくには大変印象深いオハナシですから…今後もネタとして使わせていただきますよ。