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ウナギにも 関東風と関西風がある

今年も夏の土用に入りましたね。今年の「土用の丑の日」は7月20日と8月1日です。

毎年恒例、土用の丑の日にウナギを食べて栄養をつけて、暑い夏を乗り切ろう!といわれていますね。




と…このウナギ。蒲焼きにして食べることが多いですが…

 蒲焼の調理方法にも関東風、関西風があることをご存知ですか?

まずは、関東。
  • 干物などと同じく背開き。
  • 割いた後アタマを落とし、半分に切り分け、竹串で焼きます。
  • 一旦そのまま焼いてから蒸し、余分な脂が抜けたところに、再度タレをつけてまた焼きます。
  • タレをつけるときにはタレにウナギをちゃぷんと。
  • 独特のふわっとした食感はこの調理法のおかげですね。
つぎに関西。
  • お魚は腹開き。
  • アタマを付けたまま金串で焼きながらタレをつけます。
  • タレはひしゃくでかけます。
  • 皮がパリパリで香ばしく脂の乗ったウナギをギュッとかみしめると味が…。

私がそれを知ったのは静岡に移り住んだ時のこと。
 ― 実は静岡は関東、関西、どちらの調理法も楽しめる土地なんです。
地域の特色として「両方美味しい」。とても羨ましい地域ですね。


また、うなぎの調理法は関東風、関西風だけに限りません。
せいろ蒸しや、写真のように楽焼で蒸したものも。


これまでに幾度も漆喰の海藻についても東西の違い、ご紹介しましたね。
漆喰と同様、食文化の違いもなんとも面白いものです。