しかし毎年のことですが、あっというまに春が終わってしまったような気がしますね。
一生「青春」という方はいますが、季節の移り変わり、気が付くと…。
ところで、今日は青春のオハナシ。何故、青い春なのでしょうか?
その答えは方角を守る神様にあります。
By 朝鮮總督府 - 朝鮮古蹟図譜 2卷 page 116., パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=24485787
例えば平城京大極殿の内部の天井近くの小壁には、干支(えと)の十二支、そして各方角からの守り神である四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)の絵があるんです。
四神と季節、覚えてますか?国語の授業で習いましたね。
季節と四神を組み合わせて青春・朱夏・白秋・玄冬…だから青春時代と云うのです。
なので朱雀門は南の門。
広い広い平城宮の南の門であり南の守り神であったといわれます。
守っているのは朱雀門から、は~るかかなたに見える大極殿。
いかがでしょう?
遺跡めぐりもちょっとした豆知識で楽しくなりませんか?
都や建物などの守り神を探す…なんて旅も面白いかもしれませんよ。