その道の第一人者とされる「現代の名工」に選ばれた方々が
表彰されたとの報道がありました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000103010.html
「現代の名工」は1967年各界の技能水準向上のために創設されたもので、
毎年秋に150名が選ばれています。
様々な分野からの名工が選出されていますが
発表資料より、左官に関連する方々を抜粋してご紹介します。
今年は2名の名工が選ばれました!!
お名前 | 技能功績の概要 |
中澤 眞澄 さん | セメントモルタル装飾技法(収縮が大きく、乖離、ひび割れが発生しやすい)において卓越した技能を有し、芸術性に優れた作品を多数生み出している。高度な美観と仕上げ技能では他の追随を許さず、文化財の修復においてオリジナル意匠そのままに復元し高い評価を受けている。 また、地域自治体や、保育園、幼稚園等へ作品を寄贈し、地域づくり、町づくりにも貢献している。 |
纐纈 勇夫 さん | 伝統工法の多い町屋左官として永年にわたり経験を積み、聚楽壁・漆喰・
洗い出し工法等高度な技能と、土・糊・スサ等原材料に対する知識の深さに定評があり、その仕上りの完成度の高さは高い評価を得ている。 「ものづくりマイスター」として小中学校へ実技指導を行うほか、認定訓練校や県立工業高校等へ建築概論及び左官施工法の指導を行い、後進の指導育成に貢献している。 |
ご紹介させていただいたお二人の左官さん、そして他の受賞者の方々、
本当におめでとうございます。
今年も左官の技術に秀でた方々が選ばれたこと、とてもうれしく思います。