身の回りの「麻」を探してみましょう。

2014/09/20

伝統素材

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全国には変わったお名前の方がいらっしゃいますね。
住んでいる土地の特徴を表したものや、産業がそのまま苗字になってしまったものなど、大変興味深いオナマエがある中で、今回注目したいのが「麻」。

漆喰には麻が不可欠ですから。



と、いうわけで「麻」がつく苗字、身近に沢山いらっしゃいませんか?

麻生(あそう)
麻植(おえ)
麻田(あさだ)
麻原(あさはら)
宅麻(たくま)
麻布(あざぶ)

なんとなく、由来は分かりますね?
地名と同様、苗字も住んでいた地域や職業によって付けられたといいます。ということは、麻がつくオナマエが多いのは、我が国のあちこちで、普通に麻が栽培されていたということです。

でも、今では栽培は禁止されています。いわゆる「大麻取締法」というやつです。


ということは、取締りが始まる前の昔は…麻生さんが大麻を栽培して、麻薬として?


いえいえ、ちゃんとした農作物として栽培していたんです。
立派な商業作物だったんですよ。

現在では大麻を栽培している地域は国内でも数か所。その他、苧麻や綱麻も数か所だけです。
とても身近だったはずのものが、とても遠くに行ってしまったわけです。

現代で麻が多いのはお名前だけですね。
麻子、麻美、麻奈、麻友、麻里子などなど、麻がついた女の子。麻のようにシューッと真っ直ぐに育って欲しいという願いからでしょうか?