まだ寒いねぇ、コタツ片付けなきゃ良かった…などといいつつ、梅雨の寒さで気を許すと…
あららカビがという具合に。
ジメジメした空気が閉じ込められた環境でカビが発生していきます。
何度か書いたお話ですが、漆喰にもカビは生えてしまいます。
「石灰は抗菌だから生えない」
「漆喰は防カビ」
と謳う方々も多いようですが、あえて、こう申し上げます。
生えます。
だって、生える条件さえ満たせば、タイルの上にだってガラスの上にだって生えますもの。
漆喰なら、なおさらのこと。
カビが生える条件は
- 空気があること。
- 適度な水分があること。
- 栄養があること。
- そこに菌糸が存在すること。
漆喰の表面に土埃がのっかり、雨がかかりさえすれば畑の出来上がり。
あとは空気中に漂う菌糸がのっかれば発育開始。
すごく簡単なメカニズムなのです。昔からの建物を、見てください。
カビが生えて当たり前。それが自然の姿です。

それがイヤだったら、上の4つを消せばいいんです。
空気を無くして、さらに水分を無くす。栄養を与えないように密封して菌糸が付着しないようにする。
ま、無理ですよね。
ただし、防カビ剤という手も残っています。
効力は数年ですが、カビの菌を殺すような成分を壁に…いやいや、それって人体に影響は??
カビの生えない漆喰。カビの生える漆喰。 ドッチを選びますか?
最後にもう一度聞きます。
カビの生えないパン。カビの生えないパン。 ドッチを選びますか?