漆喰だって「生」がイイから

2013/12/02

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「日本漆喰協会作品賞」という賞があります。
その名の通り、優れた漆喰の作品に贈られるもので、2006年に始まり今年の第8回まで、毎年開催されています。

特徴は「技術コンテスト」ではなく「社会的、文化的見地から特に優秀と認められる」作品に対して贈られるものであるというところです。ですから受賞者は左官だけでなく、設計者、施工者にも。そしてその作品は一般の民家から公共施設、さらには文化財まで、等しい基準で評価されています。


そんな素晴らしい受賞作品はこのような受賞作品写真集として、毎回作成されているんです。


立派な作品が多いなか、写真で観るだけじゃ飽き足らないものも出て来るんですよね。
漆喰の重厚感や繊細な細工のニュアンス、そして何よりも素材感。それらをやはり生で観て感じたいと思うことが良くあります。


見識は知識に勝る。そして見識は胆識に劣る。
知って、見て、触れて、納得して、合点して、理解して…最後に胆に落とす。

平たく言えば「自分なりにでも、しっかり理解するまで、行動しなきゃ」と(笑)

で、他のブログにも書きましたが、先日、出張の道すがら行ってきちゃいました。
やはり生は違いますね。