姫路城の漆喰、まだまだ工事中。

2013/02/14

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ご存知ですか?「平成の修理」の真っ只中の国宝・姫路城

 

前回の大修理から約半世紀、キレイに化粧直しを行っているわけです。

 

「え?お城って何百年も長持ちするんじゃないの?」と思った方…良い質問です。

 

そうなんです。持ちますし、持たないんです。

 

と、いうのも、お城って、写真に見えている部分を言うのではないんです。

普段私たちが「お城」としてイメージしているのはこの部分。

天守閣(てんしゅかく)や櫓(やぐら)など、お城の一部に過ぎないんです。 

 

もともと、お城は戦争の拠点ですから、天然の要害などを利用したりして

石垣や濠で造られた要塞であるわけです。

 

下は私も大好きな首里城の模型。

沖縄でも、ほら、天守閣などはありませんが、ガッチリ守られています。

 

ですから、石垣などの部分は…確かに長い年月、昔のままと言えるでしょうね。

が、建物部分はそうはいきません。

 

特に思いっきり風雨にさらされる天守部分はそうはいきません。

定期的にお手入れが必要なんです。

 

という姫路城。現在行われている「平成の修理」の前は「昭和の大修理」。

様々な部分が何十年もかけて改修されたのです。

それで見ると、天主部分は50年ぶりくらいですね。

 

瓦の葺き替えや壁の塗り直しなどがしっかりと行われ、そろそろ仕上がった頃ですよね。

ちなみに工事の様子が公開されているうえ、休日にはイベントもあるようです。

3月2日、3日には漆喰の作業見学と体験会も。

是非見てみたいですよね?

そんな方は天空の白鷺の情報ページを。 http://www.himejijo-syuri.jp/news/2013/02/post_38.html