おさらいシリーズもそろそろ終わり。
今日は、これまで何度も何度も、このブログでしつこいくらい説明しているオハナシ。
ではどんな内容?
子供にも分かるように説明できますか?といわれると
ウッと…する方多いんじゃないでしょうか?
というわけで2013年も光合成のおさらいです。
光合成とは?
植物が二酸化炭素を吸い、光を浴びることで酸素を吐く。
という方がほとんど。
それでは少し足りないのです。
植物は光の力で
二酸化炭素と水から 酸素と炭水化物を つくっています。
というのが光合成。ちゃんと光で合成しているんです。
「炭水化物」というのはデンプンや糖などですね。
植物の成長のエネルギー源になり、細胞を造ったり、種や実を造るわけです。
大人向けに酸素が発生するまでの化学式にすると
水と二酸化炭素を分解すると…
炭素を自分の体に取り込み、酸素を吐くわけです。
同じ化学式でもう一度。
「植物は炭素を固定する」といわれている理由はこれなんです。
森や林の樹木が伐採され、木材として使われている限り
木に貯められた炭素が出てくることはありません。
さらに言うならば「石炭」。
これって植物の化石だって知ってましたか?
通常、枯れた植物は微生物やバクテリアなどで分解されてしまうものですが
何千年も何億年も前の植物が分解されずに化石になったモノ、それが石炭。
炭素のカタマリとなって掘り出されているわけです。
バーベキューなどに使う木炭。
これは化石になる前の炭素のカタマリですね。
光合成とは植物が炭素を固定する作用。
だからこそ、資財として大切に使い続けなければならないのです。
伐採されて100年経った木材、ゴミだと思っていませんか?
実は新しい時よりも強くなっていること…以前説明しましたね。