DIYで漆喰。 最も必要なのは? …勇気。

2013/01/16

おさらい

t f B! P L

漆喰を自分で塗りたい!DIYでの漆喰工事、近年流行っています。

 

なので、今日はDIYのはじめの一歩、「漆喰を買おう!」というおさらいです。

 


 

漆喰を塗る。そのためにはまず、漆喰を買おう!!と思ったアナタ。

 

でも、簡単には手に入りませんよね。

いったいどこで売ってるのか…

(c)日本漆喰協会

 

勇気を出してネット検索に出てきたメーカーへ連絡してみると

 「すみませんが、直接販売はしていません」

との返答が返ってくることが多いようです。

 

 

いったいどこで買えるのでしょうか?

 

 

まずは最寄りの「建材店」。

金物店や業務店といった呼び方もありますね。

セメントや建築金物などを取り扱う材料店です。

ちゃんとしたオヤジさんのいる老舗であれば

 材料や道具の選び方、

 施工手順までしっかり教えてくれるはずです。

 

次はプロ向けのホームセンター。

セメントや塗料などと同じく、漆喰が置かれていることがあります。

道具もあります。ただ、従業員の方が漆喰に詳しいかというと?

 

最後にインターネット。

いくつかのメーカーは通販サイトを持っています。

また、近年は先程の「建材店」がネットショップに出店されていることもありますね。

 

 

どこで買うのか?それも難しい問題です。

 

 

行き慣れない建材店、やっぱり入りづらいでしょうか?

どう相談していいのかもわからないかもしれませんね。

 

でも、最も安心して買えるのは専門家のいる建材店なのです。

 

必要な資材が在庫されており、しっかり揃えられるのはもちろん、それらを「見立て」てくれるわけです。

鏝(コテ)の選び方一つとっても、素人さんには至難の業です。

 

ホームセンターは色々売っているので楽しみですよね。

でも時折間違った説明をする店員さんに聞いてもよく分かりません。

また、プロ向けのお店ではマニュアルなんて置いていない店ばかり。

(プロ向けですからね(笑)。)

 

結局、材料&道具選びも使い方もDIYになります。

価格は安くはなく、案外、建材店と変わらないくらい。

 

インターネットは楽ですよね?

顔も合わせなくて済むし、家まで宅配便で運んできてくれるわけですから、多少高くても平気。

マニュアルもネットで見られるし、施工もラクラクって書いてあるし…。

写真はプロのしなやかで素早い鏝さばきです

 

と、いうのが一般的なオハナシ。

 

 

でも、あえて言わせていただきます。

 

「本当の漆喰」というものは

 「誰でもキレイに仕上げられる」モノではありません。

 

それは左官職人さんでも同じ。

しっかりとした修業と日々の修練によってキレイな壁が出来るのです。

 

だからDIYで塗ろうと思ったからには、よっぽどの勇気が必要です。

 

 失敗する勇気。

 やり直す勇気。

 

 ってことは気難しい顔した建材店のオヤジさんとも話す勇気があるでしょう?

 

勇気を出して話してみましょう。

きっと親身になって色々と教えてくれるはずです。

 

塗りたい壁の状態を話せば、素人さんにも出来るものなのか、プロに頼むべきなのかも判断してくれます。

必要であれば当然、プロも紹介してくれるはずです。


 

というわけで「漆喰はプロから買おう」というおさらいでした。