東京タワーと文化財

2012/12/16

よもやま

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かつて高さの象徴であったのが東京タワー。

有名な話ですが、コチラは333メートル。

このたび登録有形文化財の認定を受けることになりそうです。

 

東京タワーは1958年に竣工して、はや54年。

文化財の認定には建てられて50年以上ですから、年数は十分ですね。

ところで「登録有形文化財」って?

 

私たちのまわりには、残してゆきたい風景がたくさんあります。 身近な建造物であっても、地域に親しまれている建物や、時代の特色をよく表わしたもの、ふたたび造ることができないものはかけがえのない文化財です。 この文化財建造物を守り、地域の資産として活かすための制度<文化財登録制度>が平成8 年に誕生しました。 登録有形文化財建造物は、50 年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものを文化財として登録し、届出制というゆるやかな規制を通じて保存が図られ、活用が促されています。 住宅や店舗、鎮守社、お堂などはもちろん、工場や駅舎、橋、トンネル、ダム、さらに石垣や煙突、火の見櫓やぐらなど幅広く数多くの建造物を対象としています。制度発足以来10余年が経過し、すでに8,000 件を超える建造物が登録され、現在も年間数百件の割合で増えています。 これからも、この制度を利用して、多くの建造物が保存され、まちづくりや観光などに積極的に活用されることが期待されています。
文化庁「登録有形文化財建造物のご案内」より

 

つまり50年以上経った、「地元の皆さんが残していきたいと願う」建造物なんです。東京タワー…残していきましょうね。

 

ちなみに、大分のタカラ・別府タワーも忘れずに。

大分県民ですからね。

 

コチラはすでに国の登録有形文化財なんですよ!