春日大社。奈良を代表する寺社仏閣の一つですね。
「古都奈良の文化財」のひとつとして世界遺産にも登録されています。
春日大社 / Kentaro Ohno
今回のニュースは神前に供える濁り酒を醸造する「酒殿」の葺き替え公開が始まったというもの。連日午前午後に分けて２０名ずつ、１１月９日まで公開が行われるそうですよ。
全国でも数百人しかいない技術者の作業…是非見てみたいですよね。
さて、現在、問題になっているのは「屋根の檜皮が足りない」…のだそうです。
檜皮というのは文字の通り檜（ひのき）の皮。つまり、木の皮をつかって屋根を葺いているんです。
こういった茶色い屋根、ご覧になったことはありませんか？
ほら、よく見ると木の皮。
通常は、業者さんが集めるんだそうです。
全国の檜林から集めているんでしょうね。でも、足りない。新たに葺き替えるための檜皮、とても貴重なものになりました。
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春日大社さんについては、今年の７月にその檜皮を奈良公園から集めてくるというニュースがあり、ホッと安心しましたね。しかも、たまたますぐそばから調達できたんですから。
しかし、今後も不足したままの檜皮。失われていくままになるのは大変残念です。
