本日は知人の写真展へ。
フォトグラファー瀬尾泰章さんの写真展です。
今年4月に発表された第41回フジサンケイグループ広告大賞。メディア部門新聞最優秀賞に輝いた積水ハウスの広告。それら写真を撮っているのも彼だったり。
大分を活動の拠点の一つにしている彼です。
今回の写真展は今年3月に閉館となった由布院美術館での作品が展示されています。
興味を持たれた方は是非別府まで。
瀬尾泰章写真展「由布院美術館June2012」 |
さて、その会場が聴潮閣高橋記念館。昭和4年に建てられた貴重な近代和風建築ですね。国の登録有形文化財でもあります。
ところがあいにくの雨。かなり強めの雨でしたから、外からの写真はまた今度ゆっくりと。
中では放浪の詩人画家・佐藤渓の絵が展示されています。
が、私の目はどうしても建物の方に。
ほら、イイですね~。とてもイイです。
建築当時から残されているガラス越しに見えるモミジの葉も素敵です。
書院欄間も大変手の込んだものですね。
見つけて嬉しいのは造作だけでなく当時最新であった数々の歴史遺産。
コレ、電灯のスイッチです。ステキですね。
ナショナルの真空管ラジオ。カッコいいですよね。
そして、この聴潮閣の目玉の一つが…このステンドグラス。
お風呂場にサカナのステンドグラス。湯船に映りこんだ姿もオシャレですよね。
実はコレ、我が国初のステンドグラス作家、小川三知の作品なんです。
大分県・別府市にもオタカラがたっぷり眠っていますよ。
皆さんも身近に色んなオタカラ、探してみてはいかがでしょうか?