京都・宇治の平等院さんからまた新たなニュース。
56年ぶりの修理。漆の塗り替えや瓦の葺き替えなどが行われるんです。
そのための素屋根の木組みが終わったとのこと。
素屋根?木組み?知らない言葉ですよね?
「素屋根」とは建物を覆う作業用の建物。すっぽりと覆いかぶさるように囲んで、作業もしやすくなりますし、解体中の建物が傷むこともありません。
「木組み」とは言葉の通り木を組み合わせた構造のこと。今回の工事では鉄骨などを用いずに丸太を組むことも技術継承のために行われているんですね。
というわけで、今日は世界遺産の一つ京都・宇治の「平等院」さんについて。
平等院といえば鳳凰堂。
1053年に建てられた姿を唯一残す堂塔です。
10円玉の図柄がそうなんです。ほらほら。
大棟には鳳凰像。
建物全体で鳳凰の姿を表しながら、
随所に装飾が施されているところからも当時の栄華がよくわかりますね。
そんな建物がすっぽりと覆われた姿…それはそれで見たい!
そう思うのは私だけでしょうか?