いつになく早い台風がやってきています。
ワタシの住む九州。
各地で例年いくつかの台風に襲われ被害を受けています。
地元でも降り続ける雨によって土砂崩れなどの災害も起きており、
甚大な水害が起きてしまわないか、合わせて心配しています。
町中に水があふれた時には…
さまざまな場所からイロイロなものが流れ出てしまいますね。
灌漑、排水などの設備が整っていなかった昔、
水害が原因となって病気が流行ったといわれています。
そんな頃から使われてきたのが石灰。
消石灰を消毒用として散布していたんです。
過去にも発生した動物被害、鳥インフルエンザの際にも
消毒するために大量の消石灰が散布されました。
消石灰が強アルカリ性であることで、それに触れた菌が死んでしまうこと。
そのために消石灰が散布されているのです。
鳥インフルエンザ防疫と石灰(日本石灰協会)
また、臭いのもととなる物質が石灰に中和されたり、吸収されたりして
悪臭も抑えてくれるんです。
だから、そんな消石灰を原料にしている漆喰は健康な環境を…
といいたいところですが、残念な現状があることもご紹介してきましたね。
何はともあれ、今回の台風。
甚大な被害を受けられる方が居ないことをお祈り申し上げます。