つい先日お伝えした高松塚古墳のオハナシ。
今日の3月21日で壁画発見から40年なのだそうです。
高松塚古墳といえば有名なのが、青龍・朱雀・白虎・玄武の四神と
「飛鳥美人」ともいわれる女子群像。
雨水の浸透やカビの発生などで大騒ぎになったのがこの近年。
文化財修復の専門家の方々が様々な知恵と技術を結集して
保存に努めて来られました。
修復の研究だけでなく、これらの壁画の下地になっているのが漆喰。
我が国で最古と言われている漆喰は、この漆喰なのです。
そしてその当時の漆喰からも海藻の胞子が検出されていると聞きました。
当時の漆喰…使われた海藻はいったい??
広く瀬戸内で採れていた布海苔?
それとも紀伊半島で採れた…?
とにかく、最古の漆喰発見から40年。歴史ロマンに心が躍ります。