姫路城が凄い

2012/02/14

よもやま

t f B! P L

ご存知ですか?

只今「平成の修理」の真っ只中の国宝・姫路城

松岡明芳/wikipedia

 

「え?お城って何百年も長持ちするんじゃないの?」と思った方…良い質問です。

 

そうなんです。保たないんです。

お城って、写真に見えている部分を言うのではないんです。

 

普段私たちが「お城」としてイメージしているのはこの部分。

天守閣(てんしゅかく)や櫓(やぐら)など、お城の一部に過ぎないんです。 

 

もともと、お城は戦争の拠点ですから、天然の要害などを利用したりして

石垣や濠で造られた要塞であるわけです。

 

下は私も大好きな首里城の模型。

沖縄でも、ほら、天守閣などはありませんが、ガッチリ守られています。

 

ですから、石垣などの部分は…確かに長い年月、昔のままと言えるでしょうね。

が、建物部分はそうはいきません。

 

特に思いっきり風雨にさらされる天守部分はそうはいきません。

定期的にお手入れが必要なんです。

 

という姫路城。現在行われている「平成の修理」の前は「昭和の大修理」。

様々な部分が何十年もかけて改修されたのです。

それで見ると、天主部分は50年ぶりくらいですね。

 

瓦の葺き替えや壁の塗り直しなどがしっかりと行われるようです。

工事の様子、是非見てみたいものですね。

 

さて、そういったわけで大注目の姫路。

実は日本漆喰協会の総会も今年は姫路市で開催の予定なんです。

しかも現在募集中の日本漆喰協会第7回作品賞。

その表彰式は総会の会場、つまり姫路市となります。

 

メモリアルな年に、日本漆喰協会第7回作品賞。

応募してみませんか?

詳細は日本漆喰協会ホームページにて。

http://www.shikkui.gr.jp/