ご存知ですか?
只今「平成の修理」の真っ只中の国宝・姫路城。
松岡明芳/wikipedia
「え?お城って何百年も長持ちするんじゃないの?」と思った方…良い質問です。
そうなんです。保たないんです。
お城って、写真に見えている部分を言うのではないんです。
普段私たちが「お城」としてイメージしているのはこの部分。
天守閣(てんしゅかく)や櫓(やぐら)など、お城の一部に過ぎないんです。
もともと、お城は戦争の拠点ですから、天然の要害などを利用したりして
石垣や濠で造られた要塞であるわけです。
下は私も大好きな首里城の模型。
沖縄でも、ほら、天守閣などはありませんが、ガッチリ守られています。
ですから、石垣などの部分は…確かに長い年月、昔のままと言えるでしょうね。
が、建物部分はそうはいきません。
特に思いっきり風雨にさらされる天守部分はそうはいきません。
定期的にお手入れが必要なんです。
という姫路城。現在行われている「平成の修理」の前は「昭和の大修理」。
様々な部分が何十年もかけて改修されたのです。
それで見ると、天主部分は50年ぶりくらいですね。
瓦の葺き替えや壁の塗り直しなどがしっかりと行われるようです。
工事の様子、是非見てみたいものですね。
さて、そういったわけで大注目の姫路。
実は日本漆喰協会の総会も今年は姫路市で開催の予定なんです。
しかも現在募集中の日本漆喰協会第7回作品賞。
その表彰式は総会の会場、つまり姫路市となります。
メモリアルな年に、日本漆喰協会第7回作品賞。
応募してみませんか?
詳細は日本漆喰協会ホームページにて。