風邪と漆喰と湿度と

2012/01/29

よもやま

t f B! P L

  冬も本格化。

乾燥注意報が出ている地域も少なくありませんね。

火の元には十分注意してください。

 

空気が乾くと粘膜などがカラカラになって傷むだけでなく

風邪のウイルスも元気なので、風邪をひきやすくなります。

 

全国でインフルエンザが大流行。

各地で学級閉鎖などが頻発しています。

 

と、いうわけで漆喰と湿度の関係…おさらいです。



風邪ウイルスを防ぐためには湿度が必要なことはご存知ですよね?

だからしっかり加湿。大切なことです。

どっぷり加湿中の某社。写真お借りします。

 

実は、この時期特有の相談があるんです。

「加湿しても部屋の湿度が上がらない」という件…。

 

そうなんです。

 

「健康に良い」とされる木と漆喰の家。

 

無垢の木も漆喰も

空気中の湿気を吸収し部屋を快適にする…だけじゃないんです。

当然、加湿器から出る水分も壁に吸収されるわけです。

 

とはいえ、ある程度吸収したら、逆に乾燥時には吐き出すのですが…。

なので空気だけでなく素材自身も乾燥しきっている時には、

特に湿度が上がりにくくなります。

 

でも、一旦吸いはしますが部屋内が素材よりも乾燥していれば

おのずと吐き出すんです。

…そこまでの環境作りが難しいですね。

 

昔ながらのストーブ&やかん。

ただお湯を沸かすだけじゃなかったんです。

暖房と加湿。理にかなった原風景ですね。 

喫茶店3 - 写真素材
(c) DAIストックフォト PIXTA


また、加湿がうまくいかない原因に加湿器の位置も。

置き場所を検討してみましょう。

 

邪魔にならない場所に置くのではなく、

空気の対流に合わせた場所にするだけで、効果は格段に違うそうですよ。

 


 

とはいいながら、それでも加湿、難しいですよね。

現在その打開策を検討中です。

 

その実験も「オトモダチ」の力を借りてさっそく実施の準備開始。

湿度が足りないならば…それを補えば良いのです。

後日結果が報告できると嬉しいです。