西日本は大雨と強風。
このあと来週からは全国冬模様らしいですね。
寒くなってくると火が恋しくなります。
ヒーターやエアコンの暖房よりも「火」のほうが
心も温まるような気がしますね。
また、近年七輪を置く居酒屋さんも増えてきました。
炭を使って肴を炙りながら、チビチビ、またはゴクゴクと。旨そうです。
が、このブログはグルメブログではありませんから、今日も素材について。
七輪って何から出来ているかご存知ですか?
「珪藻土」のものが主流なんです。
珪藻土。
ここ数年塗り壁材としてのブームもあり、多くの方が目にしているものですね。
ではこの珪藻土とは何か。
名前の通り「珪藻」という藻の化石なんです。
石灰岩がサンゴや原虫の化石であるのと同様、珪藻土も生物の化石。
昔むかし、珪藻が沢山生えていた所で生えては死に生えては死に…。
それらが積もったものが現代になって地層になっているんですね。
七輪にする時にはその土のカタマリをキレイに削り揃えて高温で焼き固めます。
お茶碗などと同様、焼き物なんです。
…が壁に塗って固まるのは何故なんでしょうか?
まさか塗って乾かした後、家に高熱をかけるわけにもいきません。
ということは?
…という説明を12月3日、京都で行います。(スミマセン告知です)
ご興味を持たれた方は、200年住宅再生ネットワーク機構京都支部まで。
http://ameblo.jp/kominka-okuda/entry-11076519132.html