今日は漆喰の原料となる石灰岩のオハナシ。
「石灰岩」というと…このような白っぽいグレーの鉱石が普通なのですが…
元々は太古の海に堆積したサンゴやプランクトンの死がいだったものが
長い年月をかけてギューッと押しつぶされてこのような姿に。
ところが石灰岩が出来上がる段階で様々な姿に変化していくのです。
たとえば大理石。石灰岩にマグマの熱が加わり、結晶化したもの。
一般的には「結晶質石灰岩」と呼ばれる物なんです。
石灰が結晶に??なんだか想像できませんよね?
なので入手してみました。
これも石灰石。別名として方解石、カルサイトと呼ばれるものです。
ガラスのような結晶。とても先ほどのグレーの石の仲間とは思えませんね。
さらに不純物が混じるとこんな姿に。
ピンクの結晶や…
グリーンの結晶にも。
なんだか神秘的ですね。
実際、最近流行のパワーストーンとしても販売されているようです。
これらも加工して漆喰に…出来ないこともないですが、もったいないですね(笑)