各地で、梅雨明けしたところに台風がやってきましたね。
こういった高温多湿な環境はカビが生えやすいわけです。
昨日買ってきたばかりの食パンにカビが…なんてことが良くありますね。
お風呂の掃除が大切な時期でもあります。
ほおっておくと洗うのが大変な目地にべっとりカビが生えてしまうわけです。
(c) ノンキ|写真素材 PIXTA
何度か書いたお話ですが、漆喰にもカビは生えてしまいます。
「石灰は抗菌だから生えない」
「漆喰は防カビ」
などと謳うメーカーさんもありますが
まっとうな(?)メーカーならこう答えます。
生えます。
だって、生える条件さえ満たせば、
タイルの上にだってガラスの上にだって生えますもの。
漆喰なら、なおさらのこと。
カビが生える条件は
- 空気があること。
- 適度な水分があること。
- 栄養があること。
- そこに菌糸が存在すること。
だから、
漆喰の表面に土埃がのっかり、雨がかかりさえすれば畑の出来上がり。
あとは空気中に漂う菌糸がのっかれば発育開始。
すごく簡単なメカニズムなのです。昔からの建物を、見てください。
カビが生えて当たり前。それが自然の姿です。