先日、5月に開催された「古民家鑑定士」試験の合格発表がありました。
古民家鑑定士とは厚生労働省認可財団法人職業技能振興会が認定する資格です。
最近はテレビなどでも取り上げられ、人気の資格の一つですね。
その結果は…かなり狭き門になりました。
資格制度の改変、試験のレベルなどもありますが、
さらなる理由はコレ。
私も「左官」について寄稿させていただいております「古民家鑑定本」。
改版のたびに詳しくなり、その厚みも増えて約500ページ。
そうなんです。しっかり学んでいただかないと…。
実際、建築のプロですら合格が難しい資格になってきました。
逆に、それだけの「資格」ですから、既に資格をお持ちの方は
しっかりと自覚をもって今後も学び続けていただきたいと思います。
5月半ばから発売されたこの本。
大手書店や大手インターネット通販などで取扱さてれいましたが
先日、とうとう売り切れという事態に。
専門書としてはとてつもない売れ行きのようです。
今はもう在庫もあるようですね。
「もっと手軽に古民家を学びたい」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にはコレ。
表紙の通り楽しく、解りやすく学べます。
さらに、学んだあとは無料でインターネット検定を受験できるのです。
「資格」チャレンジの前にお試しでチャレンジするのも良いかもしれません。
そして、残念ながら解体しなければならない古民家から
大事な資財として取り出されるのが「古材」。
単なる古い材木ではなく、貴重な資財としての材木。
そんな伝統素材について詳しく書かれたものがこの本。
古材が貴重な資財であることを証明する様々なハナシが書かれています。
古民家について学びたい方におススメの3冊。
いかがでしょうか?