オリジナルが良いのか?
それとも、そこからアレンジしたモノが良いのか?
老舗のお店に良くある話ですが「本家」?「元祖」?「直伝」?「総本店」?とにかく「我こそはホンモノでござい」という意思表示ですね。
元祖カレーパン屋 カトレア / ayustety
「第一人者」という言葉もありますね。様々な、多種多様なものが生まれる中でも、本流が求められることがあるわけです。
さて、変なトンチ話はこのくらいにして、今度は住まいを造る素材で「本物」について考えてみましょう。
突然ですが問題です! どっちが本物でしょうか?
【木材】
- 狂いが生じにくいように熱をかけ、強制的に乾燥させた杉
- 伐り出されたあと、長い時間放置して自然に乾燥させた杉
【瓦】
- バラツキが無いようにセメントで成形され、キレイに塗装された瓦
- 粘土の質に左右され、また、焼き色がまばらに異なる瓦
【土】
- ポロポロと落ちて部屋を汚さぬよう、固める成分が入った土
- 強くこするとワラや骨材が落ちてしまう土
【漆喰】
- 付着性を良くするためにほんの少し樹脂を加えた純白の漆喰
- 原料の麻や海藻のために濁った白の漆喰
分かりやすく書き過ぎましたね。
ですが、まだまだニッポンの住宅事情は1の素材ばかりが使われています。そこで色々な住宅会社が「ウチのは本物です!」「天然素材です!」と連呼するのです。
では実際には?
「本物!本物!」と言っている間はなんとなく信じられない(笑)
騙されたくないですよね。
…漆喰の見分け方のヒントだけはこのブログに書いています。
探して読んでみてください。
さて、そんな本物、オリジナル と それに似せたモノやアレンジしたモノ。
選ぶのはこのオハナシをお読みのアナタかもしれません。