古民家鑑定士について改めて

2023/12/15

よもやま

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でんでん協会こと、伝統素材伝承支援協会。
当協会は、全国古民家再生協会に参加しています。

と、いう「古民家鑑定士」。その資格はあまり認知されていませんね。
なので今日は古民家鑑定士について改めてご紹介。

古民家鑑定士

「古民家鑑定士」という資格があります。
一般財団法人職業技能振興会が認定する、公的資格です。

古民家鑑定士とは、その名称通り、
「古い民家の保存、活用、再利用を目的に、建築的見地および環境保全の見地に立ち、専門的な知識と技術を用いて、お客様に適切なアドバイス」を行ないます。

その重要な活動の一つに「古民家鑑定」があるわけです。




周辺環境、建物としての傷み具合、使われている資財などなど、様々なチェックを行います。


鑑定を行った後日、改めて「鑑定の結果」が提示されます。
結果は現在の建物の診断書として考えてください。

さらに文化的価値や耐久性などをもとにした価格も提示されます。(あくまでも価値です。流通価格ではありません。)不動産鑑定とは異なり、古く長く大切にしてきたことで生まれていく価値。「だから大切にしてね」という価値を提示しているのです。

古民家鑑定についてもっと詳しく知りたい方は

 古民家鑑定公式サイト http://www.kominkapro.org/

鑑定の概要、鑑定依頼、資格の取得などについて案内されています。

そして「鑑定」以上に大切にしていることは、文化を未来へとつないでいくこと。未来の子供たちのために…出来ることを続けることです。