気がつけば秋深し…どころか、もうすぐ冬です。
北国からは雪のニュースが報じられる時期になりました。
そうなんです。これからどんどん寒くなっていくんです。
漆喰に限らず、左官工事は水を塗るといわれるほどのもの。
冬の寒さは大敵なんですよ。
簡単に言えば、塗ったものが凍るってことは厳禁。
もし塗ったばかりの壁の水分が凍った場合…
水が凍った部分が無数の空隙になりますから
土でも漆喰でもボロボロになってしまうんです。
分かりやすく想像出来るのが、お豆腐と高野豆腐の違いです。
高野豆腐はお豆腐を一度凍らせることでスポンジ状になっているんです。
お豆腐なら食べられますが、壁ならば全て台無しになります。
ところで、何故、わざわざこんなオハナシを寒くなる前から言うのかといいますと…
工事の計画をするならば、春になってからじゃないと左官工事が出来ないですよ!
という注意のため。
毎冬、必ず数件は「何とか寒くても塗る方法ないでしょうか?」って相談があるんです。
ダメです!無理です!
それでも何とかしようとするのは、お客様のためになりませんよね?
だから、今のうちにご注意!!
寒い間は塗れませんからね~!!!!