とってもキレイな光景は瑞穂の国のニッポンの大切な原風景です。
秋の到来は誰しも、嬉しいものですね。
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全国各地でもう稲刈りを行っている姿が見られます。
稲架掛け(はさかけ)して稲干ししている田圃を見ると、なんだか嬉しくなりますね。
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稲わらの使い道を知っていますか?
さて、お米が収穫されたあとに残るのはワラ。ワラは加工されて様々な道具に、農具に、そして壁の材料にも。![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjjr0d35pYgqnRmljfwDpUh_qZRAJnaTEvAdYxRPZBOeaIxFYGXiyCkFtWlGHdcRjRQ-HFJFrjav9GG_vFGWwb85J_pf0aI5dfzAMb3SlLrmcllvsNcIQe4mLTCtLiGmsr1KSGLd9PcKo/s640/20080418_131542.jpg)
土と混ぜられ土壁に。壁の中にもこうやって埋め込まれたり。
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「わらしべ」が貴重な時代に
私たちの生活に大変身近な伝統素材だったワラ。今は…必要とされることは少ないですね。そのためか、「ちゃんとしたワラ」の入手すら難しい時代になっているんです。そしてその問題に直面する左官職人さんが全国でお困りなのです。我が国の稲刈りは農家さんがコンバインでガーッと一気に。
![稲刈り](https://farm3.staticflickr.com/2854/10131619994_202c9d20f2.jpg)
稲刈り / iwks
その際に稲わらは切り刻まれて田んぼに撒かれます。ほら、もう跡形もない。
ワラが長いまま入手できるような、手刈りして稲架掛けを行うなんてことはめったにない珍事なんです。
だから簡単に稲わらは手に入らない。さらに言えば無農薬のワラなんてとても珍しく、入手が困難な素材なわけです。幼いころに読んだ「わらしべ長者」ほどではないですが、わらで商売、出来る時代なんですよ。
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