もうそこまで夏が近づいています。
梅雨の晴れ間、暑い日差しを浴びると、いっそ海水浴に行きたい気分です。
春先から夏にかけて収穫される海藻。左官でつかう「のり」の原料となる海藻の採集は、最盛期をむかえます。
海藻のりは漁で採る
海の磯には黒々と海藻が生い茂っていますね。日本の各地で昆布やひじき、テングサやフノリなど、少し暖かくなった時期から様々な海藻が採取されています。
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その海藻をどうするのか?
漆喰の原料となる海藻。本来はこのように煮炊きして…![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgC25Amn5QEiqJ2nyuskPDOFu2mtWrXjLMo1usArpfWuKIOczhTZjklR0ufIcam7TAq95HTjmn8IPqEDSsjU1w13BqL4JarvAgXsSeq3o3yd4YOa5z5xrepgSWmD2x8v3TFJWJms9p_Ua0/s640/20090217_143109.jpg)
漆喰を塗るときに必要な保湿剤、接着剤として用いられてきたわけです。
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我が国での収穫地は、北海道から青森、三陸にかけて。
ちなみに、ご存知ない方が多いのですが、のりにする海藻は採取してすぐには使えないのです。早いもので1年、遅いものでは3年以上。そうやって海藻を乾燥熟成させた後、やっと使えるようになります。
そのため、左官用の海藻を扱う会社さんは、毎年、数年後のための海藻をしっかり在庫しておられるんです。
ちなみにコチラは食用のぎんなん草。
食べるのは新しいものが良いようです。そのため、あそこまで強烈な臭いもしませんね。
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また、産地は国内だけではありません。海外のものも安定して供給されているようです。
今年は、国内の収穫量があがると嬉しいですね。