日本一早い? 300人で成し遂げた巨大な天井画の大詰めでした。
たった2日で100平米の天井画が仕上がるまで
前日にブオンフレスコで彩色された漆喰。とてもカラフルですね。さて、2日目の描画はズグラフィートという技法。
工程は、まずは朝から真っ白に。
そうなんです。一旦、全てを白い漆喰で覆うんです。
覆った漆喰に、下絵の型紙から点画を写し、それに沿って削っていきます。
集まったのはのべ300人の有志。一心不乱に削る削る削る。
削ると、ご覧のとおり…昨日彩色した漆喰が出て来るんです。
とにかく、削る削る。お祭り騒ぎです。取材のカメラも入れ代わり立ち代わり…いったい何社の取材があったんでしょうね(笑)
そして、出来上がったズグラフィート。佐伯市内の100名を越える園児たちの夢いっぱいの絵が色鮮やかに現れました。
長すぎて先の見えない45メートルの天井にも夢いっぱいのお花畑。
子ども達の夢と、削ったオトナの想いが合わさり化学変化した、心躍る天井画です。
プロジェクト取り組みの模様は下記リンクから。
http://team-sakura.sakura.ne.jp/nagato-saiki/