造形、エイジング 職人技って凄いですよ
おぼえてますか?以前にもご紹介したコレ。朽ちた木材、錆びた鉄のプレート。日に焼けたレンガ…実はコレ、ぜ~んぶモルタル。モルタルに塗装したものなんです。
まずは左官職人さんによるモルタルの細工。
これだけでも凄いですよね?!
木目やレンガのディテールの表現、まさに匠の技です。
ここからさらに塗装が始まります。エイジングペイントという技法なんです。
古く見せる技法。○ィズ○ーランドなどで目にすることができますね。
色をつけることで徐々に古くなっていくフシギです。
左官と塗装で街並みをまもる
この技法、テーマパークのような場所だけでなく、古い街並みの景観保存にも使われるそうなんです。改修工事や建て替え工事などで元々の町並みを変えてしまうことがあります。が…この技法を使えば、街並みを壊すことなく新たな街を創れるわけです。凄いですよね?!
左官職人と塗装職人。
それぞれの中で得意な方が組み合わさればいろんなことが出来るんです。
でも
私が一番凄いと思うのは…
「当たり前」と思われているようなものを、当たり前に仕上げられる方々。真っ直ぐ、平らに、ムラなく…塗れる職人さんって本当は凄い方なんですよ。