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インフルエンザと加湿と漆喰

全国でインフルエンザが猛威をふるっています。この時期、空気が乾くと粘膜などがカラカラになって傷むだけでなく、風邪のウイルスも元気なので、風邪をひきやすくなります。

 うがい、手洗い、そして、しっかり加湿しましょうね。

と、いうわけで冬の漆喰と湿度の関係…おさらいです。



まず、はじめに言っておきますが、お部屋に漆喰使えばインフルエンザにかからない…というのはウソです。


漆喰の主成分である消石灰は強アルカリ性。それにウイルスが触れると死滅するわけですが…空気中を漂うウイルスと石灰が触れ合うためには部屋じゅうに石灰の粉塵がもうもうと舞っていなければなりませんよね?


だから、対策は昔ながらの3つ。

 うがい、手洗い、そして加湿。

風邪ウイルスを防ぐためには湿度が必要なことはご存知ですよね?
だからしっかり加湿。大切なことです。

病院や公共の場でちゃんと加湿しているところは、やっぱり安心できます。

下の写真のように、しっかりと加湿しているところ企業さん。
社員や来訪するお客様の健康をしっかりと考えている証拠です。


実は、この時期特有の相談があるんです。
 「加湿しても部屋の湿度が上がらない」という件…。

そうなんです。
 「健康に良い」とされる木と漆喰の家。

無垢の木も漆喰も、空気中の湿気を吸収し部屋を快適にする…だけじゃないんです。当然、加湿器から出る水分も壁に吸収されるわけです。

とはいえ、ある程度吸収したら、逆に乾燥時には吐き出すのですが…。

なので空気だけでなく素材自身も乾燥しきっている時には、特に湿度が上がりにくくなります。

でも、一旦吸いはしますが部屋内が素材よりも乾燥していればおのずと吐き出すんです。

…そこまでの環境作りが難しいですね。

昔ながらのストーブ&やかん。
ただお湯を沸かすだけじゃなかったんです。

暖房と加湿。理にかなった原風景ですね。


また、加湿がうまくいかない原因に加湿器の位置も。
加湿器の置き場所を検討してみましょう。


邪魔にならない場所に置くのではなく、空気の対流に合わせた場所にするだけで、効果は格段に違うそうですよ。