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「霞が関」と佐伯市の奇縁

ほぼ毎月にように東京で様々な会議。霞が関ビルで行われることが多いです。



霞が関といえば、この日本初の超高層ビルとして知られる霞が関ビルディング。

それまで9階建て、いわゆる百尺規制の建築基準法(昭和25年)が昭和37年に改正されたことにより、高さ制限が撤廃されました。それで建築計画が変更されて建てられたのが、地上36階、地下3階地上高147mの超高層ビル。

1960年代に建てられた当時、それぞれ最高の技術が使われたこと。数年前のNHKで放送されたプロジェクトXを見た時にはわくわくしたものです。
ちなみに当時の外装はアクリルウレタン塗料だったと聞いていますが…。

東京ドームが出来るまでは、大きさ(体積)を表すときに「霞が関ビル何杯分」なんて表現がよくありましたね。…ちなみに霞が関ビル、約50万立米だそうです。

そこへ地下鉄虎ノ門駅から直接アクセスできる通路をスイスイ進んでいると、突然面白そうな看板があるんです。


もうすぐ文部科学省の前に出る…というところにあるその場所には、江戸城の外堀の石垣が史跡としてひっそりと展示されています。

思いっきり都会の真ん中に、復元された江戸時代の石垣をこんなに間近に見られる場所があるとは驚きですよね。


その石垣をよく見ると、石を割った時の跡と矢のような刻印が。

詰まれた石の一つ一つに刻印があるのがわかります。


この刻印、江戸城普請に駆り出された諸藩のマークだそうです。

で、調べてみたら…この矢のマーク、豊後佐伯藩。
偶然にも私の地元です(笑)こんなところに縁があるとは…。

大分出身の方はお近くに行った際には是非ご覧になってくださいね。
ちょっぴり霞が関が身近に思える瞬間ですよ。