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年末年始の漆喰のおさらい その12

記事ごとのアクセス数を分析すると
DIYに関する記事へのアクセス数が比較的多いんです。

「漆喰を塗ってみたい!」という方、結構いらっしゃるんですよね。

しかし、誰でもちょっと練習すれば「簡単に」出来るような素材ではないんです。
というわけで、漆喰の仕上げについてのおさらい。




漆喰というものはとても不思議な素材です。

平らに真っ直ぐ塗ることも出来れば


曲線を描いて丸く塗ることもできます。


時には豪快に


そして時には繊細に


これらの技を日々磨き、卓越したワザを見せてくれる方々。

 それが左官職人さんです。


ただ、残念ながら100人の左官さんがいて、100人全ての方が同じ技術を持っているわけではありません。
それは左官に限らず、職人の世界で「匠(たくみ)」と呼ばれる方がいらっしゃるのと同様、日々の修練と努力により「出来る」職人さんが生まれてくるのです。


が、時折「素っ頓狂」な相談をいただくことがあります。

その中でも多いのが「磨き」について。

 「今度、漆喰の磨きを入れたいんですが、その材料はどれですか?」
 「お施主様の依頼なんですが、お値段、幾らくらいみとけば良いですか?」
 「磨きをやれって言われたんですが、マニュアルはありますか?」

 罪です。知らないということは罪。

漆喰の「磨き」は左官仕上げの最高技法の一つ。

それは誰にでも出来る技術ではありません。
そしてさらに言えば「漆喰」自体、マニュアルがあれば塗れるという代物でもないわけです。

漆喰に限らず、
 釘一本使わぬ大工の技
 茅葺きの屋根葺き
 漆塗り
などなど、どれをとってもマニュアルを見ながらできるものではありません。
それこそが伝統素材。
素材の特性を見極めること、それを扱いこなすこと、それらも「技術」。

だからこそ価値があるものなのです。



でも、DIY
そこそこ出来ればOKならば、そこそこに仕上げられますよ。

そのオハナシはまた後日。