建築セミナーで昔からよく話されてきたお話。

2017/01/21

よもやま

t f B! P L
今日はワタシもセミナーでよく使う「建築あるある」ネタのオハナシ。




それが、建築の「築」のオハナシです。


この築の文字。竹・土・瓦・木に分けられるってご存知でしたか?

そんな馬鹿な…と書いてみると


ほら、確かに。

実際の漢字の成り立ちは違うようですが、説得力のあるオハナシなんです。

で柱や梁が作られます。屋根は茅葺きや板葺き、瓦葺きの場合はで葺かれていました。壁はが編み込まれた小舞に壁ですね。昔は紙は贅沢品ですから、障子が無い家も多かったんです。

ほら、4つの素材で住まいの出来上がり。


と言いたいのですが、もう少し素材が欲しいですよね?
「石」も欲しいところですね。さらには漆喰もほしいです(笑)

ただ、「身近にある素材で住まいは造られていた」ということを理解いただくには大変印象深いオハナシですから…今後もネタとして使わせていただきますよ。