©伝統素材伝承支援協会 「暖をとる」の意味を考えてみる 150 150

「暖をとる」の意味を考えてみる

冬も真っ盛り。日本中が冷え込んでいますね。

残念ですが、さすがに漆喰で寒さをしのぐことは出来ません。




さて、寒いときには「暖をとる」わけですが、現代のようにガスや電気のインフラが整備される前、その方法は「火」でした。

近年「薪ストーブ」も見直されてきましたね。


とはいえ、寒い野外で火を焚いて過ごすわけにはいきません。
昔ながらの方法では、多くの地域で屋内で暖をとるために囲炉裏や


火鉢、炬燵(こたつ)など、火を使う様々な工夫が凝らされていました。


昔の住まいは現代の住宅のようにぴっちりと密閉されていませんから、適度のすきま風が入り、換気も出来ていたようですね。


そのためか一般的に昔の家、つまり古民家は「夏涼しく、冬寒い」といわれます。

けれど、寒い…と言いながらも、家族みんなで囲むコタツ、団らんの場所、家の中でも褞袍(どてら)などをたっぷり着込んではいましたが、ちゃんと過ごせたはずです。

寒くとも暖かい家族や家庭。…最近、暖をとっていますか?