©伝統素材伝承支援協会 「檜皮」 そこに「ある」のに失われつつあるものです。 150 150

「檜皮」 そこに「ある」のに失われつつあるものです。

「檜皮葺き」

読めますか? 「ひわだぶき」と読むんです。



檜皮をご存知ない方のために…檜皮(ひわだ)というのは文字の通り檜(ひのき)の皮。
つまり、木の皮をつかって屋根を葺いているんです。こういった茶色い屋根、ご覧になったことはありませんか?


ほら、よく見ると木の皮。




通常は、業者さんが集めるんだそうです。全国の檜林から集めているんでしょうね。
でも、足りない。新たに葺き替えるための檜皮は、とても貴重なものになりました。

文化庁がすすめる「ふるさと文化財の森」事業は、文化財を残していくために必要な伝統材料を大切に残していくためのもの。木材や茅、い草、漆などが選定されていますが、その中の多くがこの檜皮のために指定されているんです。
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さらに檜皮葺きの技術者は全国でも数百人しかいないのだそうです。

しかし、それでも不足したままの檜皮。失われていくままになるのは大変残念です。

では、どうするのか?
日本の山、日本の木がしっかりと流通すれば良いわけなのですが…。

大切な資材が足りなくなる、その理由は?

誰も欲しがらないからなんです。
常に求められ続けていれば、供給され続けるはずなんですけど。