ニッポンの伝統木造技術は千年?! でも、せっかくなら「100年後に残る住まい」を。

2016/02/05

よもやま

t f B! P L
2112年12月に崩落の大事故が起きた笹子トンネル。開通したのは1977年12月。わずか40年足らずで崩落したものでした。

原因は様々に報道が伝えましたね。
 Wikipedia 笹子トンネル天井板落下事故



さて、我が国には40年どころか
1000年を経て残されている建物がいくつもあります。

それは…残っているのではなく「残されてきた」のです。ちゃんと「オカカエ」や「デイリ」の大工さんが居て、ちょっとずつお手入れして、傷んだところを直しています。

時にはさらに、大がかりに解体して組み直すことも行われてきました。だから、1000年前の材料があまり残っていない建物も多いんです。


我が国の建築技術?、保存技術?
世界に胸を張って誇れるものだと思います。



ただ、一つだけちょっとした疑問があります。

その建物にたずさわった大工さん達は
 「1000年以上もたせよう!」と考えて作ったのでしょうか?

 そりゃ作った本人に聞いてみないと分かりませんね(笑)

しかしそのおかげで分かったことは…「その方法なら建物が1000年もつ」ということ。


1000年という長い時間をかけて伝えられてきた技術や理念。
それを受け継いで現代の様々な建築に活かされているはずなんですが…

大工さん、工務店さん、そして様々な職人さん。
恥ずかしい建築…してませんよね?

2112年9月3日にはドラえもんが生まれますよ。 
是非、100年後に残っている住まいを作ってください。
DORAEMON.
DORAEMON. / MIKI Yoshihito (´・ω・)