大分県津久見市で「フレスコ画教室」が開催されました。

「フレスコ画」は地元の特産物である石灰にふれる機会をつくろうと、
津久見市で毎年夏に開催しているものです。
今年で第11回目を迎えました。
津久見市で毎年夏に開催しているものです。
今年で第11回目を迎えました。
今年も子供の部は「海獣」。
海の生き物を描いて、
夏休みの間、津久見市の観光スポット「つくみイルカ島」に展示されます。
一般の部は10年変わらず、本格的なブォン・フレスコ。
描く楽しみのほかにフレスコという
中世ヨーロッパから続く技法を手軽に楽しむことが出来ます。
そして最後に共同制作。
今年はフレスコの花束を描いてお年寄りにプレゼントする…というものでした。
毎年大人気なのが初日の「子どもフレスコ画教室」。
募集開始からすぐに定員締め切りです。
石灰の産地である地元でも少ない、石灰に触れる機会。
その方法として石灰に絵を描く、フレスコに人気が集まっています。
どのように描くのかというと
薄紙に描いた下絵を、石灰モルタルに転写して…

思い思いの色で生き物を描いていきます。
簡単そうに見えますが、
絵の具のように上から違う色で塗り被せることが出来ませんから、
なかなか難しいんですよ。これが。

こうして出来上がった子どもたちのフレスコ画。


この絵も、子ども達の夢も、未来まで色褪せずに残っていきますように。