お好きな方が多いのでしょうね。少なからず反響がありました。
せっかくですから、もうちょっと鏝絵。
おさらいしましょうね。
鏝絵とは伊豆の長八で知られる大変繊細なものから、下の写真のようなダイナミックなものまで。
鏝絵は、漆喰で作られたレリーフ装飾です。
彫刻のように削りだすものではなく、左官さんの鏝で漆喰を塗り重ねて形作られたものです。まさにテクニックの集大成ですね。
もっと鏝絵を観たい方は色々と検索してみてください。
大分県安心院(あじむ)の鏝絵など、色々なものが出てきますよ。
ここからはもっと身近な鏝絵。
泥と漆喰で作ったお店の看板です。
我が町 津久見市の津久見まぐろ研究会が、左官教室の挿絵や著書「どぞう」で知られる村尾佳州子さんに依頼してそれぞれのお店の看板を作ってもらいました。
それぞれ地元の方にしか分からないことかもしれませんが、お店の雰囲気や店主のイメージそっくりに仕上がっていると大評判でした。
そんな村尾さん、毎夏、地元の子供達の体験学習の先生をされているのです。
2014年の今年は7月に開催されるようですね。
さて、これまで行われた子ども達による鏝絵(?)の様子を振り返ります。
地元の土と地元の石灰を捏ねて、固まりやすくします。
子供たち一人一人、ねりクワを振るって大奮闘。慣れない手つきで鏝を扱い、大苦戦です。
小さな手先で頑張って作った作品。
子供たちの中から、将来、立派な左官職人さんが生まれることを祈っています。