といっても意味が分からない方が多いですよね?!
簡単に言えば、佐伯市に新しく出来るお年寄りのための施設に、中世ヨーロッパの技法で天井画を描きますということです。
その技法で重要なのがご覧の削る作業。
色をつけた下地の上から白い漆喰を塗って、必要な場所だけ削って色を出す。
それだけの作業をひたすら行うことで…
こんな素晴らしい天井画が生まれるんです。
撮影:黒川未来夫
うおおおおっ 凄い!!と思ったアナタ。
特に大分県内にお住いのあなたには大チャンスです。
平成26年3月23日(日)、佐伯市でこのイニシエの技法をつかった作品作りに参加することができるんです。しかも長さ45メートルの長~~~い廊下の天井。
おそらく大分県で一番の、九州でも1,2を争うであろう天井画。
国内でもズグラフィートの天井画は…いくつも無いハズですよ。
絵画が苦手なあなたでも参加OK。
というのも、下絵を描いた部分を「削る」のがメインの作業。
その下絵は佐伯市の幼稚園、保育園の園児さん112名が夢を込めて描いたいっぱいのお花。
そしてこの天井画は…もしかしたら数万年の未来に残されるかもしれませんよ。
今回体験できるこの技法は「フレスコ画」と呼ばれる技法のひとつ。
ルネサンス期から現代に残されている壁画や天井画のほとんどはこのフレスコ画。
そしてフレスコと言えば、過去から現代の私たちへの贈り物は1万年以上前のこの壁画。
石灰が作用した天然のフレスコ画といわれています。
Prof saxx
子ども達の夢の実現と、喜ぶお年寄りの笑顔。
それを創り出すのは、削るアナタのその指先です。
詳細は3/23(日)、削り隊!延べ300人(300コマ)大募集!
http://team-sakura.sakura.ne.jp/nagato-saiki/ のページから。