漆喰よりも、冬にしか咲かない花を観に行きましょうね。

2014/02/11

見に行こう

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暖かかった数日もありましたが、また寒波に覆われたニッポン。「地球温暖化」というコトバを忘れそうなくらい寒い日々が続いています。

毎年、「今年の夏は」「今年の冬は」と誰もが口にするわけですが…寒いですね(笑)

けれど寒さを経て、初めてやってくるものも数多くあります。

例えば春の象徴「桜」。冬越ししないと開花しないのです。だから暖かい土地には咲かない。四季というものがある日本だからこそ、美しい桜が見られるわけです。

長谷寺 - Hase-dera // 2010.03.31 - 31
長谷寺 - Hase-dera // 2010.03.31 - 31 / Tamago Moffle

住まいを形作る「木」の木目も、年輪という名前の通り、季節を経て形作られていく美しいものですね。
 


…そして冬には冬の美しいもの。

 冬にしか咲かない花があります。

冬牡丹、寒椿、蝋梅などなど、季節を感じさせる花。

Peony / 牡丹(ぼたん)
Peony / 牡丹(ぼたん) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)

Camellia sasanqua / 寒椿(かんつばき)
Camellia sasanqua / 寒椿(かんつばき) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)

Winter Sweet / Chimonanthus / 蝋梅(ロウバイ)
Winter Sweet / Chimonanthus / 蝋梅(ロウバイ)/ TANAKA Juuyoh (田中十洋)

冬の美しさは雪景色だけではありませんね。
まさに身の引き締まる寒さを感じながら花を見る。

そんな見どころとして、奈良の名刹はいかがでしょうか?

回廊でも有名な奈良桜井の花の寺・長谷寺さん。
http://www.hasedera.or.jp/





ちょうど今頃が冬の花の見ごろ。花も木も、漆喰も美しいお寺さんです。