土を築き木を構えるオシゴトとは?

2014/01/17

伝統素材

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まずは、問題です。

建築と土木の違いは?


建築と土木の違い。それが今日のおさらいです。


そもそも「土木」とは、その語源は紀元前2世紀の中国で書かれた思想書「淮南子(えなんじ)」であるといわれています。その13巻に書かれた
古者民澤處復穴 冬日則不勝霜雪霧露 夏日則不勝暑熱蚊虻 聖人乃作 為之築土構木 以為室屋 上棟下宇 以蔽風雨 以避寒暑 面百姓安之
という一節の「土を築き木を構えて」から土木という言葉が生まれたとのこと。

2千2百年前に作られた言葉だったんですね。今と違ってセメントや鉄骨はありませんから、土と木。さらには石などを使って様々なものが築かれてきた歴史。

現在の言葉で言えば、
 建築はヒトが活動する建物を作ること。そして土木はそれ以外すべての工事。
というのが分かりやすい「違い」のようです。

例えば、住まいは建築。トンネルは土木。建築と土木の2つを合わせて「建設」。


おお、なるほど~ですね。…ということは、古墳は土木。


土塀も土木。


橋も土木。


お城もその目的から考えれば土木といえますね。


現代では土木と言えば、道路、上下水道、公園、街づくり、洪水を防ぐための治水工事など、我々の生活をしっかりと支えてくれているオシゴトなんです。

もっと凄いのはその仕事の多くが地図に残る仕事。一つ一つの仕事が新たな地図を作っていく仕事なんです。


漆喰を使うことはなかなかありませんが、土木にも我が国の伝統技術がふんだんに活かされているそうですね。