台風と石灰の関係とは…

2013/06/19

おさらい

t f B! P L

昨年もちょうど今頃、早い台風がやってきています。

 

ワタシの住むのは九州。

各地で例年いくつかの台風に襲われ被害を受けています。

特に昨年は降り続ける雨による土砂崩れなどの災害も起きておりますから、今年も甚大な水害が起きてしまわないか、合わせて心配しています。


町中に水があふれた時には…
さまざまな場所からイロイロなものが流れ出てしまいますね。灌漑、排水などの設備が整っていなかった昔、水害が原因となって病気が行ったといわれています。

 

そんな頃から使われてきたのが石灰。

消石灰を消毒用として散布していたんです。

過去にも発生した動物被害、鳥インフルエンザの際にも、消毒するために大量の消石灰が散布されました。

消石灰が強アルカリ性であることで、それに触れた菌が死んでしまうこと。そのために消石灰が散布されているのです。

 鳥インフルエンザ防疫と石灰(日本石灰協会)


また、臭いのもととなる物質が石灰に中和されたり、吸収されたりして、悪臭も抑えてくれるんです。

 

だから、そんな消石灰を原料にしている漆喰は健康な環境を…といいたいところですが、残念な現状があることもこれまでご紹介してきましたね。

 

何はともあれ、今回の台風。

甚大な被害を受けられる方が居ないことをお祈り申し上げます。