名古屋城の漆喰がもうすぐっ

2013/05/23

伝統素材

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もうすぐ、5月29日から名古屋城本丸御殿の公開が始まります!!

本丸御殿についてご存じない方へ、ご説明。
名古屋城は、戦災で焼失した本丸御殿の復元工事を3期10年の工期と総事業費約150億円をかけた巨大プロジェクトとして進められています。

名古屋城本丸御殿 公式ページによれば

焼失前の本丸御殿と同等の歴史的文化的価値を有する建物を再現するよう、原則として旧来の材料・工法による、旧状再現を図るものとします。なお、現代の技術や生産事情、活用方法や維持管理も考慮して取り組むこととします。

しかも、再現目標とした復元時代は1600年代。
書院造りの延べ3100平米…。 想像がつきませんね。

だから、焼失前の写真。天守などのほか、色々な建物が建っていたのです。
その一つが本丸御殿。名古屋のそれは、将軍専用の居所だったそうです。

wikipedia



そして、戦争で焼失。
焼夷弾では不燃の漆喰もダメだったようです。

毎日新聞社「一億人の昭和史 4」より/wikipedia

 



天守閣は1959年に再建されたものの本丸御殿は遅れること約50年、復元が行われてきたわけです。
何よりも、「旧来の材料・工法による、旧状再現」。はたしてどんな漆喰が使われているのでしょうか?

 

もうすぐ公開!楽しみですね。