海とフレスコ画

2013/04/03

見に行こう

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わが町津久見市には、ちょっと変わった施設があるんです。

なんだかわかりますかね?

 

冬季の休みが終わり、先月半ばから再オープンした観光施設です。

 

生簀(いけす)のようなものがたくさん。

ところが…何やら不思議な影が。

 

実はココ、世にも珍しい「イルカの練習場所」なんです。

 

同じく大分県内にある水族館では人気のイルカショー。

そのショーを行うイルカさんたちの練習施設。それが県内の新たな観光施設として公開されています。

 

そしてそこに昨年完成した新たな施設。ちょっとした休憩スペースとなる東屋(あずまや)です。

…が真ん中をよ~く見てください。

 

真ん中には…壁画が。

 

これまでも何度か説明してきました「フレスコ画」。

 

コチラはイルカのフレスコ画。

古くはギリシア・クノッソス宮殿にもイルカの壁画。

 

石灰と砂を練っただけのものに、顔料を水で溶いて書いていくだけ。画は石灰のチカラで何千年もの年月、その姿を保っていきます。

 

描いていただいたのは、津久見市ではおなじみの造形作家、むらおかずこ先生。

ジョルナータで描かれた本格的なブォン・フレスコ。簡単に目にすることが出来るのは大分ではココだけかもしれませんね。

 

フレスコの技法、石灰と漆喰、そして母なる海。

何もかもがつながった素敵な画を見ていただくことが出来ます。